投資信託解説シリーズ。今回は、「DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)」のご紹介です。
資産運用をしたいけど、リスクはできるだけ抑えたい。でもリターンは少し期待したい。。。
そんなわがままな願いを叶えてくれる投資信託です。
リスク低め、管理不要のため、老後の資産運用にもおすすめです。
この投資信託の特徴
- 株式30%:債券70%の保守的な資産配分
- 自動でリバランス
- 配当再投資型
- 低コスト
債券重視の資産配分
この投資信託は、次の4つの資産に、株式30%、債券70%の割合で投資をしています。
運用を続けて資産配分が変わってしまっても、自動で売買を行い、このバランスを維持してくれます。
いわゆるリバランスをしてくれるので、購入後は放置でOKです。
基本投資割合
- 20%:国内株式(TOPIX)
- 45%:国内債券(NOMURA - BPI総合)
- 10%:先進国株式(MSCIコクサイ・インデックス)
- 20%:先進国債券(FTSE世界国債インデックス)
先進国債券に近いリスク・リターン
過去5年間の騰落率(=リスク=値動き)は、最小▲4.8%~最大12.9%、平均4.3%です。
先進国債券に近いリスク・リターンです。
GPIFと非常に近い資産配分のニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)と比べて、リスク・リターンは半分程度に抑えられています。
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【徹底解説】ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
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配当再投資型
この投資信託では、2018年に設定されて以降、一度も配当をしていません。自動で再投資をしてくれます。
税金は、配当金または売却益に対して発生します。
この投資信託では配当が行われないので、売却して利益を確定させるまで、税金を繰り延べることができます。
複利で運用していくことを考えると有利な設計です。
低コスト
この投資信託の売買には手数料は掛かりません。
保有している間、継続的に発生する信託報酬は0.154%で、極めて良心的です。
まとめ
リスクを抑えたい方、手間を掛けずに資産運用をしたい方にピッタリの投資信託です。
この投資信託の特徴
- 株式30%:債券70%の保守的な資産配分
- 自動でリバランス
- 配当再投資型
- 低コスト
老後の資産運用についてはこちらの記事でもまとめています。
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