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【永遠のテーマ】米国株と全世界株、どちらに投資すべき?

個人投資家でも多くのプロ以上の成績を残すことができるのがインデックス投資と言われています。その中でも特に人気なのが全世界株投資と米国株投資です。この2つのどちらが優れているかはインターネット上でよく議論されています。

今回は、それぞれの意見についてご紹介したいと思います。

米国株派 全世界株派

過去10年の推移

水色が米国株(VTI)、青色が全世界株(VT)です。過去10年は米国株の圧勝で、全世界株を大きく引き離しています。

VT VTI Chart

(引用:Yahoo Finance

米国株派の意見

まずは米国株派の意見を見てみましょう。

✅ 新興国の成長も米国株で取り込める
✅ 米国には唯一無二の長い歴史がある
✅ 全世界株には低成長の国も含まれている
✅ 世界分散はリスク低減にならない

新興国の成長も米国株で取り込める

米国の大企業はほとんどがグローバル企業で、新興国でもビジネスを広く展開しています。従って、新興国の成長を全く取り込めないということはありません。

唯一無二の長い歴史がある

米国株は、幾度もの暴落を乗り越えて右肩上がりで成長してきた実績があります。このように長期的に成長を続けているのは米国だけです。

全世界株には低成長の国も含まれている

米国は以下の理由から最も優れた投資先と言われています。
✅ 世界最大の経済大国(GDPは世界最大)
✅ 今後も人口増加が見込まれている
✅ 法制度・会計制度や株主重視の文化がしっかりしている
✅ イノベーションが起きるのはいつもアメリカから(GAFAMなど)

他の国々との比較(直近10年)は下図の通りです。青色が米国(VTI)、水色が米国以外の先進国(VEA)、紫色が新興国(VWO)です。米国以外の国の成長が乏しいことが見て取れます。

VTI VEA VWO Chart

(引用:Yahoo Finance

世界分散はリスク低減にならない

投資の世界では、リスクは「標準偏差」で表されます(標準偏差が大きい=リスクが大きい)。

標準偏差は殆ど差がなく、リスクに対するリターンを表す「シャープレシオ」は米国株の方が高いです。つまり、全世界への投資はリスクを低減しているわけではないことがわかります。

全米(VTI)全世界(VT)
トータルリターン13.459.17
標準偏差(リスク)14.1314.23
シャープレシオ(リスクに対するリターン)0.920.65

全世界株派の意見

次は全世界株派の意見を見てみましょう。

✅ インデックス投資の生みの親も全世界派
✅ 米国株にも成長が低迷していた時期がある
✅ 今後も米国だけが伸び続けるとは限らない

インデックス投資の生みの親も全世界派

そもそも、インデックス投資(ポートフォリオ理論)の生みの親は、市場全体に投資ができる全世界株投資が最適と主張しています。

米国一強がいつまでも続くとは限らない

人類の歴史を遡ると、ローマ帝国や江戸幕府のように長期間反映した国・政府があったとしても、それが栄え続けたことはありません。果たして米国がこのまま独走し続けるのでしょうか。

時価総額加重型の全世界株に投資をしておけば、自動で強い国の割合が増え、弱い国の割合が減るので勝つ国を予想する必要はありません。

米国株にも成長が低迷していた時期がある

長期的には右肩上がりで成長している米国株ですが、10年・15年という期間で停滞していた時期があります。また、新興国の成長にも負けていた時期もあります。

直近10年のパフォーマンスがたまたまよかったから、米国株が良いと主張しているだけに過ぎません。

まとめ

米国株派 全世界株派

ちなみに、私がメインで積み立てているのは全世界株式に連動する投資信託です。理由は次の通りです。

 いつまでも米国一強が続くと言い切れないから
 とは言え、現時点では米国が50%~60%を占めているので、将来有望な米国の成長も享受できるから

メインの投資信託は、楽天カード決済(つみたてNISA含む)、iDeCoにより積み立てています。加えて、2021年7月からは三井住友カード決済(SBI証券)も上乗せする予定です。

楽天カード決済では1.0%、三井住友カード決済では0.5%のポイント還元がありますので、非常にお得です。

上記に加え、毎月の余剰資金で米国株式に連動するVTIを購入する予定です。住信SBIネット銀行で為替手数料を抑え、為替手数料・購入手数料ゼロ、最安の経費率0.03%であるこの商品で米国株を買い増すことがもっとも効率的だと考えています。

もしどちらか決めきれない場合は、国を選ぶ必要がない全世界株式にしましょう。まさに「平均」のリターンが期待できます。

最後までご覧いただき有難うございました。

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