新人ママのために、色々な会社が「出産準備リスト」を用意しています。
でも、この「出産準備リスト」には、全然使わないものや、出産後すぐには使わないものが含まれています。
この記事では、実際に新生児を育てた経験を踏まえて、最初の一ヶ月で絶対に使う出産までに用意すべきアイテム24選を解説します。
使用して良かった商品も紹介しているので、是非最後までご覧ください。
注意
使うアイテムは、赤ちゃんが生まれた季節、住んでいる環境などによって変わってきます。
この記事の前提となっている、私の実体験は以下の通りです。
- 東京都内のマンション
- 妻と子ども(=新生児)の3人暮らし
- 子どもは7月生まれ
前提が異なる場合は、参考にできる箇所のみ参考にしてください。
衣服
最初に紹介するのは「衣服」関連のアイテムです。
コンビ肌着またはボディースーツ
退院しても最初の一ヶ月は基本外出禁止、ずっと家の中で過ごします。
家の中なら、エアコンで部屋の温度を調整すれば肌着1枚で問題なし。
コンビ肌着やボディスーツを用意しましょう。
ポイント
- 1日あたり2~3枚使用(汗、吐き戻し、ミルクこぼしなどで着替える)
- 寒そうならおくるみやタオルを掛けて調整
- 前開きがおすすめ、被るタイプは着せるのが大変
- 60cmサイズ(すぐ大きくなるのでこのサイズがちょうどよい)
![](https://www.sumidakumin.com/wp-content/uploads/2021/05/cropped-0201000306-1.png)
コンビ肌着はこんなものです↓
おすすめは、プチバトー(ボディスーツ)とユニクロ(コンビ肌着)。
ベビーハンガー
赤ちゃん用品の生地は、乾燥機を使えないコットンやガーゼがほとんど。
大人用のハンガーでは大きすぎるので、ベビーハンガーを準備しましょう。
ポイント
- 毎日洗濯するなら10本も使わない
- 百均の商品でも十分使える
ガーゼ
ポイント
- 赤ちゃんの口や汗を拭いたり、沐浴で使ったり
- 毎日何枚も使うから10枚あれば安心
おすすめはファブリックプラスのガーゼです。
厳しい安全基準をクリアしているだけなく、完全なる日本生産の商品で、安心安全です。
使い心地もばっちり。
食事
二番目に紹介するのは、「食事(おっぱい・ミルク)」関連のアイテムです。
粉ミルク
ポイント
- まずは入手したサンプルを試して合うものを探す
- 小分けになっているものを購入
- 大容量のものを購入するのは一ヶ月を過ぎてから(完全ミルク育児の方以外)
粉ミルクの一般的な消費期限は開封後一ヶ月。
大きな粉ミルク缶を買ってしまうと、消費期限内に使い切れない可能性が高いです。
というのも、赤ちゃんが飲むミルクの量は、Mama's Lifeによると以下の通り。
1回に飲むミルクの量 | |
生後1週間まで | 日数×10ml |
~2週間まで | 60~80ml |
~1ヶ月まで | 80~120ml |
~2ヶ月まで | 120~160ml |
~4ヶ月まで | 160~200ml |
例えば、明治の粉ミルク缶(800g)は、約6,000mlのミルクを作ることができます。
最初の一ヶ月は特にミルクの量が少ないので、毎回ミルクを飲まない限り、消費期限内に飲み切れません。
そこでおすすめなのは、明治の「らくらくキューブ」。
40ml分のミルクを作れるキューブが5個ごとに包装されています。
キューブは簡単に半分に割れるので、20ml単位で調乳できるのが有難い。
袋からキューブを取り出しづらいのが欠点です。
![](https://www.sumidakumin.com/wp-content/uploads/2021/05/cropped-0201000306-1.png)
哺乳瓶
ポイント
- 買うなら160mlサイズ
- 家で使うなら衛生的なガラス製
- 使うたびに洗えば1本でも問題なし
- 1ヶ月健診までなら100mlサイズだけでも
![](https://www.sumidakumin.com/wp-content/uploads/2021/05/cropped-0201000306-1.png)
おすすめはビジョンの「母乳実感」。
母乳に非常に近い乳首になっているらしく、世界シェアはNo.1。
赤ちゃんの成長に合わせて乳首を交換できます。
![](https://www.sumidakumin.com/wp-content/uploads/2021/05/cropped-0201000306-1.png)
哺乳瓶用スポンジ
ポイント
- 衛生面を考慮して哺乳瓶用のスポンジを用意
- 専用スポンジの値段はそこまで高くない
- 乳首部分は自分の小指で洗えるので用意不要
通常の食器用のスポンジでも哺乳瓶は洗えます。
ただ、衛生面を考えると、哺乳瓶用にスポンジは用意してあげた方が良いです。
私が使っているのはピジョンの哺乳瓶専用スポンジ。
値段はそこまで高くないですし、洗いやすいので気に入っています。
哺乳瓶消毒ケース
ポイント
- 哺乳瓶は使うたびに消毒しなければいけない
- 一番簡単な消毒方法は「電子レンジ」
おすすめは、電子レンジで消毒できるリッチェルのケースです。
洗った哺乳瓶を専用のケースに入れて、3分チンするだけ。
1本用と2本用があるのでお好みで。
授乳用クッション
ポイント
- 授乳回数は一日10回前後
- 母乳育児の方はマスト
- 授乳するとき赤ちゃんを乗せることで、身体の負担を軽減
授乳クッションとしても抱き枕としても使えるLOWYAがおすすめです。
妊娠中から活躍できますし、へたりづらい素材で人気です。
トイレ
三番目に紹介するのは「トイレ」関連のアイテムです。
おむつ
ポイント
- まずはサンプルを試して合うものを探す
- 吸水力・手入れを考えれば紙おむつ一択
- 新生児のうちは特に肌に優しいものを選んで
- 履かせやすいテープタイプがおすすめ
おすすめは、メリーズ(ファーストプレミアム)。
通常の物より肌に優しい素材が使われています。
新生児が一番おしっこ・うんちの回数が多いです(一日10~20回)。
回数は成長するにつれて徐々に減っていきます。
新生児の肌は弱いので、おむつで被れてしまわないように注意しましょう。
おしり拭き
ポイント
- 安物は、何枚も繋がって出てきてしまう上に、水分量が少なくて汚れを落としづらい
- おむつ交換の頻度は、最初が一番高く、徐々に減っていく
- 長く使うものなのでセールの時にまとめ買いを
おしり拭きは、まさに”ピンキリ”です。
初めのうちは水分量が多くて赤ちゃんの肌に優しいものを選びましょう。
おすすめはパンパースです。
消臭ポリ袋
ポイント
- 意外と臭い赤ちゃんのおむつ
- ポリ袋に入れてから捨てることで、ゴミの臭い対策を
おすすめは、BOSのポリ袋。
医療向け開発から生まれた商品で、消臭効果が高いと評判です。
沐浴・ケア
四番目に紹介するのは、「沐浴・ケア」関連のアイテムです。
ベビーバス
ポイント
- 最初の1ヶ月は、大人とお風呂を分けて、清潔なお湯で洗ってあげる
- 値段は2,000~3,000円くらいで、代用品と大差なし
おすすめは、リッチェルのベビーバス。
空気で膨らますタイプです。
サイズを調整して台所のシンクに置けば、無理のない体勢で沐浴できます。
ふかふかベビーバスのレビュー記事はこちら
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【レビュー】リッチェルのベビーバスは使いづらい?活用方法をご紹介!
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バスタオル
ポイント
- お風呂あがりに優しく拭いてあげる
- おくるみやタオルケットとしても活躍
- お肌に優しいガーゼ生地が人気
衛生面を考えて、大人用とは別に赤ちゃん専用のバスタオルを用意してあげましょう。
おすすめはケラッタのバスタオル。
ふわもち素材で肌触りが抜群です。
洗面器
ポイント
- 赤ちゃんの顔を拭くガーゼを濡らしたり洗ったりする
- 沐浴を卒業してからも同じように使うことになる
- うんちがついてしまったタオルや服の手洗いにも使える
家に洗面器がない人は、このタイミングで用意しましょう。
浮かせて収納できるタイプが衛生的でおすすめです。
ベビーソープ
ポイント
- まずは入手したサンプルを試して合うものを探す
- 肌に優しい泡タイプが楽
- 片手で簡単に出せるボトルがおすすめ
- 詰替え用の販売もあれば経済的
おすすめはアラウベビーとMama & Kidsです。
アラウベビーはシャンプーも兼用(=これ一本でOK)しています。
頭皮は皮脂が多くお肌のトラブルが起きやすいので、頭に湿疹やふけが出てしまった場合は、頭専用のシャンプーで洗ってあげましょう。
ベビーローション
ポイント
- まずは入手したサンプルを試して合うものを探す
- 沐浴後はすぐに赤ちゃんを保湿(6分間で急速に水分が失われるらしい)
- 簡単に出せるボトルがおすすめ
おすすめはアロベビー。
頭から足までベッタベタに塗って保湿してあげましょう。
ベビー綿棒
ポイント
- 赤ちゃんの耳、鼻、目、臍のお手入れに
- 毎日使う
すみくん調べだと、ネットショッピングは割高なことが多いです。
近くのドラッグストアで都度購入しましょう。
赤ちゃん用爪切り
ポイント
- 顔を引っ掻いて傷つくのを防ぐ
- 赤ちゃんの爪は良く伸びる
ベビーワセリン
はさみにベビーワセリンを塗ると、切った爪が刃について散らかりません。
まだやったことがない方は感動するので是非お試しください。
体温計
ポイント
- 体調不良を客観的に把握
- 赤ちゃんが38度以上の高熱を出した時はすぐ救急車を
生まれてからしばらくは母親の免疫をもらうから風邪を引かないとも言われていますが、そんなことはありません。
私の娘は、生後2週間で風邪を引きました、、、、
下手をすると命にかかわるものですし、いずれ使うものなので、早めに用意しておきましょう。
おすすめはオムロンの「けんおんくん」。
検温に必要な時間はわずか15秒。
先端が柔らかく曲がるので、赤ちゃんが暴れても外れにくい。
すぐ泣いちゃう赤ちゃんにぴったりの体温計です。
メルシーポット
ポイント
- 赤ちゃんは自分で鼻をかめないので、鼻水を吸引してあげる必要あり
- 鼻詰まりのせいで赤ちゃんが泣いたり寝れなかったりすることもある
- 医師もメルシーポットでの積極的な吸引を推奨
- 新生児から大人まで使える
しつこい鼻水を電動で吸引する機械(医療用)です。
医師も推奨しているので、風邪を引いたらこまめに吸引してあげましょう。
風邪の症状を抑えたり、早期回復に繋がります。
睡眠
五番目に紹介するのは「睡眠」関連のアイテムです。
ベビー布団セット
ポイント
- 敷き布団はマスト
- 掛け布団はいらない(一回も使っていない)
- まくらはなくても良いらしい(でもあると可愛い、、、!)
- ベビーベッドとサイズを合わせる
使用しているのはPUPPAPUPOのベビー布団セット。
家や保育園でのお昼寝に使うことも想定して、標準サイズのベビー布団セットを購入しました。
![](https://www.sumidakumin.com/wp-content/uploads/2021/05/cropped-0201000306-1.png)
ベビーベッド
ポイント
- 6ヶ月以内にベビーベッドを使わなくなったという先輩ママが圧倒的多数(すみくん調べ)
- サイズは標準サイズでもミニサイズでもOK、部屋に合わせて
- ベビー布団とサイズを合わせる
「部屋のほこりは高さ30cmに集中している」
こんな情報を見つけて、ベビーベッドを使用することに決めました。
ただ、すぐ使わなくなるかもしれないので6ヶ月のレンタル。
送料込みで一番安かったのはホクソンベビーでした。
配達だけでなく組み立てもしてくれて助かりました。
ちなみに、ベビーベッドでは、アップリカのココネルエアーが人気のようです。
我が家はごくごく一般的なベビーベッド(ハイタイプ)を使用しています。
買わなくてよいもの
最後に、全然使わないアイテムや、生まれてすぐは使わないアイテムをご紹介します。
コンビ肌着またはボディスーツ以外の肌着
既に解説した通り、短肌着や長肌着、ツーウェイオールなどは、準備しなくて大丈夫です。
最初の一ヶ月の間に一度も使いませんでした。
赤ちゃん用衣類洗剤
普段使っている洗剤は、赤ちゃんの衣類にも使えるか確認しましょう。
赤ちゃん用にも使える洗剤はたくさんあります。
それでも心配な方は、さらさなどの肌に優しい洗剤に切り替えましょう。
![](https://www.sumidakumin.com/wp-content/uploads/2021/05/cropped-0201000306-1.png)
防水シーツ
新生児のうちは、おむつからおしっこやうんちが漏れることも少ないです。
PUPPAPUPOの防水シーツを使っていますが、活躍するのはもう少し先になりそうです。
沐浴布
ガーゼや衣服で代用できます。
専用の布を買う必要はありません。
湯温計
お湯の温度は、自分の手で確認できます。
気持ちぬるめにしてあげて。
温湿度計
わざわざ買う必要はありません。
目覚まし時計で温度や湿度が計測出来たらラッキー。
プレイマット
リビングでおむつを替えたり寝かせたり、少し大きくなってきたら遊ばせるときに使えるプレイマット。
必要になってからの購入で問題ありません。
我が家では、最初は寝室のベビー布団を持ってきていましたが、段々面倒くさくなりCARAZのプレイマットを購入。
(※寝室の扉が狭く、ベビーベッドごとの移動できませんでした)
シームレスな作りになっていて、お手入れが簡単です。
抱っこ紐・ベビーカー
外出するようになってから使います。
できれば一ヶ月健診後、赤ちゃんを連れて買いに行きましょう。
まとめ
赤ちゃんは一人一人全然違います。
事前に用意する物は必要最低限だけにして、その後様子を見ながら少しずつ買い足していきましょう。