「育休 挨拶」と調べても、出てくるのは女性向けの内容ばかりで、男性が参考にできるページはあまりありません。
この記事では、男性が長期育休に入る時の挨拶のポイントをご紹介します。
私が使用した挨拶文や周りからの反響も紹介しているので、長期の男性育休を取得しようと考えている方は、最後まで読んで活用してみてください。
育休の挨拶のポイント
話す時間は1分
全体への挨拶の場合、挨拶の時間は1分程度が充分です。
長くならないようシンプルな文を意識しましょう。
必要なメッセージは3つ
男性育休の挨拶で必要な内容は次の3つです。
育休挨拶に必要なメッセージ
- 育休に入ることの報告
- 育休を取らせてもらうことへの感謝
- 復帰への抱負
特に「育休に入ることの報告」が重要です。
もし挨拶するかどうか聞かれた場合は、迷わず挨拶の時間を作ってもらいましょう。
大きな声でゆっくり話す
緊張すると、早口で小さな声で話してしまいがちです。
いつもよりも大きな声でゆっくりと話しましょう。
台本を暗記する
挨拶やスピーチの基本ですね。
何回も練習して暗記しましょう。
実際の挨拶文の紹介
私の挨拶の台本をご紹介します。
挨拶をしたのは、最終出社日の、所属している部の夕礼でした。
同じ課の人には既に挨拶していたので、主に別の課の人に向けての挨拶です。
実際の挨拶文
お忙しい中お時間いただきまして有難うございます。
●●課の[●●]でございます。
報告
来週から1年間の育児休業に入らせていただくことになりました。
感謝
男性の長期育休の例は少ないと思いますが、ご理解くださった上司や会社、そしてチーム員に深く感謝しています。
皆様とお仕事でご一緒する機会はあまりありませんでしたが、優しく受け入れていただきまして有難うございました。
抱負
しばらくは家庭に専念いたしますが、来年元気に復帰して、皆様と会社に恩返しするつもりです。
これまで本当に有難うございました。
またどうぞよろしくお願いします。
退社前にお世話になった人にメールも送りましたが、その内容はこれがベースになっています。
周りの反応
挨拶やメールの後、想像以上に多くの反響がありました。
その一部をご紹介します。
※大きな部署ということもあり、別の課の人は、私が1年間の育休に入ることを知らなかったようです。
50代男性
私たちは年齢的に今から子どもを授かることはないので、育休を取ることができない。あなたが勇気を出して育休を取ってくれて嬉しい。みんな応援している。
30代男性
子どもの成長は、特に1歳になるまではかけがえのない時間。育休の間、是非楽しんでほしい。
40~50代?女性
1年の育休取得は本当に素晴らしい。これから間違いなく他の人も育休を取りやすくなる。
紹介した男性のコメント2件は、いずれも仕事で直接かかわりがなかった人からでした。
わざわざ席に来て話してくださいました。
男性育休は自分が思っているよりも注目度・反響が大きいです。
最後に皆さんに配るお菓子は、あまり仕事でかかわりのない人にも渡して話ができるように用意しましょう。
まとめ
男性育休の挨拶のポイントをご紹介しました。
しっかりと準備をした上で挨拶に臨み、良い印象を与えて気持ち良く育休に入りましょう!
男性育休の挨拶のポイント
- 話す時間は1分
- 必要なメッセージは3つ
- 大きな声でゆっくり話す
- 台本を暗記する