私は、全世界株式を対象とするインデックス型の投資信託を毎月積み立てて資産運用を行っています。
今回は、私がインデックス投資を続ける理由を4つご紹介いたします。
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インデックス投資とは

インデックス投資とは、市場全体の値動きを表す指標(インデックス)に連動する成果を目指す投資手法です。すべての会社に広く投資をし市場全体の成長に賭ける手法で、株価が上がる会社を予想しません。
S&P500に代表される指数は時価総額加重平均型で、これらの指数に連動するインデックス投資では、保有銘柄の割合は時価総額に応じて決まります。
そのため、株価が上昇した健全な会社を多く保有し、株価が下落した低成長な会社を少なく保有することができます。
理由① 運用コストが安いから

インデックスファンドは機械的に運用できるため、専門的な知識を持ったファンドマネージャーやアナリストは不要です。そして積極的に売買を行わないため、取引手数料や売却益に対する課税も少なく済みます。
一方、アクティブファンドはその逆で、どうしてもコストが掛かってしまいます。
コストの差は運用期間が長くなればなるほど影響が大きくなります。低コストのインデックスファンドは、長期投資にはうってつけです。

理由② ほとんどのアクティブファンドに勝てるから

ファンドの運用コストは、利益の有無にかかわらず毎日発生し、引かれていきます。そのため、アクティブファンドが市場平均(インデックスファンド)を上回るためには、市場平均+運用コストを上回るパフォーマンスを上げなければなりません。
手数料を引いた後で、1年間の成績が市場平均を上回るアクティブファンドは全体の15%程度と言われています。毎年市場平均に勝ち続けることはさらに難しく、そのようなファンドを予測することは困難です。
インデックスファンドは、高い確率でほとんどのプロ投資家(アクティブファンド)を上回ることができる優れものなのです。
理由③ 投資資金がゼロにならないから

株式投資で最も怖いことは投資先の倒産です。
インデックスがゼロになるのは全ての企業が同時に倒産したときです。つまりゼロになることはありません。
また、インデックス投資は幅広く分散投資していますので、どこか一社が倒産したとしてもその影響はごく僅かです。
ゼロにならない安心感から、市場が暴落したときも安心して保有し続けることができます。

理由④ 購入のタイミングを図る必要がないから

株式投資で儲けるには、安いときに買って高いときに売らなくてはいけません。言うのは簡単ですが、それを実際に行うことは一部の天才以外は不可能です。
ただし、インデックス投資は長期的に市場全体が成長してくことを期待する投資手法なので、長期的に見ればいまの株価は割安と言えます。
つまり、常に買い時はいまなのです。
購入するタイミングを図らず余剰資金ができたらどんどん投資をすればよいのがインデックス投資です。
まとめ・参考書籍
インデックス投資は、名前とは裏腹に非常に高いパフォーマンスが期待できる投資手法だと考えています。
私はこれからもインデックス投資で資産形成をしていきます。
私がインデックス投資を続ける理由
- 運用コストが安いから
- ほとんどのアクティブファンドに勝てるから
- 投資資金がゼロにならないから
- 購入のタイミングを図る必要がないから